『未完展』によせて
三重県では芸術大学がなく美術館やギャラリーも比較的少ないせいか、 若い作家が育ちにくい環境にあります。 「アートを本格的にやりたい気持ちはあるけれど、 一人でどうやって活動していけばいいかわからない!」 そういった声をよく耳にする中で、アートに意欲のある学生でコミュニティを作り、 …
沈黙の花
少年の目が月を捉える。 はるか遠くからやってくるこの光を不思議そうな目で見つめ 耳元でもの言わぬ風が太古の物語を語る。  ●  ●  ● 2012年にオランダのCherry Juice RecordingaよりリリースされたMotomitsuさんの楽曲『沈黙の花』。 …
藍を知る
古来より、日本人の衣食住を支えてきた「藍」。 藍染めの肌着は、冷え性や肌荒れに効果があるといわれ 抗菌作用によって、藍染の下着や靴下は臭わないともいわれています。 実際に漢方薬としても使われてきた「藍」。 身に着けるだけでなく、さまざまな効能を知り 古人の知恵に思いを寄せましょう。 …
信仰の美意識
バリ島の人々の大部分はバリ・ヒンドゥー教を信仰している。 バリ土着の信仰とインド仏教やヒンドゥー教が習合した信仰体系を持ち、 この島独自の歴史を刻んできた。 阪井俊明氏が写すバリ島の日常や祭りの風景に、住民の篤い信仰が切り取られている。 イ・クトゥ・レドゥン氏の銀細工は、自然や伝統柄をモ…
先人の知恵と幸福感
VOLVOXでは初めて展示される『一閑張り』と『百福図』。 籠や木に和紙を張り、柿渋を塗ることで 生活用具として利用していた先人たち。 『一閑張り』は防水や防腐に優れたい柿渋を利用した 昔ながらのエコな伝統工芸です。 それぞれの作品が味わい深いものとなっています。 かたや『百福図…
生活を彩るアート
トールペイントのトール(Tole)とはフランス語由来の言葉で、 もともと金属の薄いティン(Tin/ブリキ)を表す言葉で、 15世紀後半に欧州で生活道具に絵を描いたことが始まりだ言われています。 その後、1940年代にアクリル絵の具が生まれ、 米国で1960年代に手芸として流行し、広まったそう…
僕からのメッセージ
みなさんは全て表現者であると思っています。 絵画、造形、音楽、小説を志し現にやっている人たちだけでは無く、 じつに全ての人間は表現者であるのです。 人は生まれながらにして表現者なのです。小さな子供たちをご覧なさい、 紙と鉛筆、砂場や浜辺の至る所で何やら描き造形をしています。 それらは額…
“点”の先にあるモノ
松山広視さんの描く“点”のようなドローイング。 ご本人によれば「図と地の関係性の追及」だそうですが 絵画の鑑賞方法は十人十色です。 今回の作品群を目の前に、じっくり拝見していると その“点”のようなモノが、小さな“穴”のように見えてきました。 その穴へ入り込むと、その裏側ってどうな…
2011年3月の東日本大震災からもうすぐ8年が経とうとしています。
あの年から、自分たちで出来ることはないかという思いから、 フクシマのお子さんや親御さんを伊勢志摩に呼んで 少しでも放射能を気遣うことなく、 束の間でも過ごしてもらおうと 保養という活動を続けてきました。 保養の開催は、今年の春で20回目を迎えます。 本当にたくさんの方々が心を痛め…
自由に造る。自由にいきる。
VOLVOXの運営会員を中心に、 9人のアート・クラフト作家が集まり 何やら楽しげなグループ展を開催します。 日常の創作活動から解放され 自由な気分で制作された作品群は 限りなくストレスから解放された 作家たちの素顔が見えてきます。 使いようのないサイズを逸脱したマフラーやバッ…